【2020年最新】インスタグラム運用代行の裏側を全公開!成功事例とノウハウを徹底紹介

TwitterやYoutube、そしてtiktokなどさまざまなSNSが台頭する中、Instagramはこの数年間、企業のマーケティングツールとして非常に注目を集めてきました。

そんなインスタグラムのマーケティングの歴史や、広告手法、企業アカウントの運用、そしてアカウント運用において重要なポイントを事例やノウハウを徹底的に紹介して行きます。

インスタグラムを活用した企業が実施した施策の歴史と企業アカウント運用について

インスタグラムは2014年に日本で登場してから、広告サービスを展開、ストーリーズという新機能をリリース、ユーザーの使用方法も含め、様々な変化を生んできました。

そんな変化の中、どのような施策が実施され、どのような効果を生んできたのか、実際に運用したからこそわかる事例やノウハウを含め紹介します。

フィード投稿の広告配信

そもそも、日本にインスタグラムが登場し、ユーザーが使用するようになった時は、現在のようなストーリーズ機能や、IGTV、インスタライブといった機能は存在しておらず、ほとんどフィード投稿がメインでした。

そして、フィード投稿に広告掲載が可能になり、企業はこのフィード投稿を活用し、自社アカウントへの集客、サイトへの集客に使用してきました。

インスタグラムのフィード型広告には大きく分けて3つのフォーマットがあります。
・写真広告
・動画広告
・カルーセル広告
このページでは、広告種類毎の細かいフォーマットや効果、事例については直接触れないですが、主な目的としては以下の2つが主流でした。

・認知度向上
・刈取り型の広告

大手が認知度向上にフィード広告を配信するか、中小のCPAをKPIとした刈取り型でフィード広告を配信するか。

ストーリーズの広告配信

2016年8月にストーリーズ機能が追加され、ストーリーズでの広告配信というのが、注目されました。

ストーリーズ広告は、フィード広告と違い、すぐにスワイプして、飛ばせることからユーザーにもストレスが少なく、配信面が多く作ることができています。
なので、自動的に掲載にかかる費用(CPM,CPC)が少なく済みます。

実際に、現在でもフィード広告の配信と比べ、ストーリーズの配信の方がCPAで換算した場合1/10以上にコストダウンしたという事例もよく見ます。

また、用途として、ストーリーズ広告は、フィード投稿と違い『リンク誘導型』での使用がメインです。
認知度向上に使用するというのは、合っていないと言えます。

【インスタグラマー施策】商品バラマキ型、フィード投稿で認知拡大

また、インスタグラマーと呼ばれるインスタグラムの中でフォロワーが多く影響力を持つ存在が現れ、そのインスタグラマーの影響力を活用し、PRを行う企業が出てきました。

このインスタグラマーを活用したPR施策は、先手を打った企業が大当たりし、現在ではほとんど見ることが少なくなり、効果もほとんどないと言われている広告施策です。

最も、インスタユーザーの中でもPRとして目についたものの一つとして『ダニエルウェリントンの時計』があらゆるインスタグラマーのフィード投稿に現れ、リンクを貼れないというインスタグラムの使用に対して、各インスタグラマーにクーポンコードを発行するという形で、認知度を拡大するだけでなく、購入へと誘導することに成功しました。

→投稿画像差し込み

【インスタグラマー施策】ストーリーズ登場でリンク付き投稿で効果計測可能に

ストーリーズ機能がインスタグラムに追加され、1万フォロワー以上のビジネスアカウントでは、リンクを設置することが可能になりました。
また、ストーリーズは24時間で消えるという特殊な制限があることから、逆に、コンテンツや広告の配信量を増やしても、フォロワーが減らないというメリットがあります。

上記のような大きな変化により、今までインスタグラムの広告施策などに参入していなかった企業を含め、多くの企業がインスタグラマーを活用したストーリーズ配信という施策が多く見られるようになりました。

これにより、インスタグラマーを抱える事務所が乱立し、CPAを設定し、刈り取りを行うような焼畑農業のような広告配信が2018年ごろから大流行し、どんどん効果が薄れてきています。

公式アカウントをアセット化するためのアカウント運用

これまで紹介してきたように、インスタグラムを活用した施策は様々な手法が登場し、進化していきました。

ただ、これらの広告運用施策は、すべてペイドメディアとしての役割で、資産化することがない、自転車操業的な施策だったと言えるでしょう。

そんな中、SEO業界を賑わしたようにオウンドメディア型のインスタグラムアカウントを資産化していくような潮流が始まろうとしています。

フィード広告も、インスタグラマー施策も、すべて最終着地として、自社のインスタグラムアカウントへの流入をマイルストーンとし、資産化し、中長期的な広告チャネルにしていくのです。

次の章からは、これから間違いなくインスタグラムを広告チャネルとして運用していく中で、テーマになるであろう、企業アカウントの運用でポイントとなる施策を事例を元に、紹介していきまう。

インスタグラムのアカウント運用でフォロワーを増やす運用代行の裏側

当ブログを運営している弊社では、今まで紹介してきた様々なインスタグラム広告を企業向けに支援していきました。
そして、一気に資産化するような流れに弊社の支援モデルも切り替えて行っています。
では、ここからは具体的に公式アカウントでフォロワーを増やすというテーマに絞ってどのような施策があるのか、というのを紹介していきます。

キャンペーンについて

アカウントの認知度を高め、フォロワーを一気に増やす施策として最も即効性があるのが、キャンペーン施策です。

キャンペーン施策とは、2019年の正月にTwitterでzozoの元社長である前澤氏が行ったお年玉キャンペーンが代表例としてあります。

このお年玉キャンペーンでは、一気に数十万以上のフォロワーを増加させたとして有名です。

企業のインスタグラムアカウント運用においても数々のプレゼントキャンペーンが行われています。

フィード広告

フィード広告とは、上記でも紹介した、フィード投稿をさらに多くのユーザーに届けるための広告です。

今まで、弊社でインスタグラムのアカウント運用にて、フィード広告で効果が高買った方法が、以下のような目印が出た際に広告を回す方法です。

→画像

上記のような投稿に広告を回すことによって、弊社ではフォロワー獲得単価30~50円前後で獲得することができています。

Instagram広告の成果を最大化するために行ったテストと結果

投稿画像選定

インスタグラムの大本命である投稿画像についてです。
投稿画像は、フォロワー増加に大きく繋がる、いいね数や保存数の上昇によるリーチの拡大に大きな影響を持ちます。

インスタグラムで思いつく画像といえば、『インスタ映え』という言葉がイメージされると思いますが、実は、現在インスタ映えは綺麗な映える写真、ではなくなっていたりもします。

インスタグラムで人気の出る投稿画像は、綺麗な写真!という時代は終わった!?成果が出ている投稿から分析

どのような画像を投稿すれば、リーチが伸びるのか?という目線でトレンドも読みながら、ABテストを繰り返し続けるのが重要と言えます。

弊社で運用している観光情報を配信しているアカウントの例を見てみましょう。
同じような画像を2つ並べた際も、明らかにリーチ数やエンゲージメント数が大きく差が出たりします。

→画像

このように、主観で画像の良し悪しを判断するのではなく合理的に数値で判断する必要があります。

ハッシュタグ選定

先ほど紹介した画像選定はもちろんなのですが、このハッシュタグからのリーチが、インスタグラムの最も大きなオーガニックでのリーチ増加施策と言えます。

ハッシュタグ以外にはもちろん、シェアや位置情報での検索などオーガニックでのリーチ獲得はありますが、ハッシュタグが大本命と言っても過言ではありません。

→画像(インサイト)

ハッシュタグの選定方法に関しては、各ハッシュタグで人気投稿入りすることが重要なテーマです。
まずは、弊社でハッシュタグについて分析した結果からアルゴリズムなどをある程度把握してから、テストを初めてみてください。

ハッシュタグで人気投稿入りする3条件|100アカウント以上のデータから分析したリーチの最大化

インスタグラマーを活用したPR

本記事の序盤にも登場したインスタグラマーを活用したPRですが、今回は、商品をばらまいて、刈り取り型の広告宣伝ではなく、アカウントにフォロワーを蓄積する、認知度を高めるためのPRです。

弊社では、上述した通り、刈り取り型のインスタグラマー施策を企業に提供していたので、登録してくれてるインスタグラマーが3000人超います。

このインスタグラマーを活用した公式アカウントPRでは、ストーリーズに1回PRしてもらえるだけで500以上フォロワーが増えたり、大きな効果が出ています。

フィード広告などを含めた施策と比べ、リーチからのフォロワー転換率が以上に高い数値が見込めます。

公式インスタグラムアカウント運用による成功事例まとめ

これまで、インスタグラムを活用した広告宣伝の歴史から、公式アカウント運用のフォロワー増加施策まで、一気に紹介してきました。

そこで、弊社が支援しているクライアント企業が最初に相談してくるきっかけでも多かった悩みが、以下の通りです。
・適切なフォロワー増加目標がわからない
・結局、続けていてもフォロワーが増えない
・売上に繋がるのかわからない
・提供ジャンルがインスタグラムにマッチしているのか

などが挙げられます。

そこで、実際に企業が公式インスタグラムを運用し、どのような成功を収めているのかを簡単に紹介していきます。

美容クリニックが予約獲得チャネルとして

→画像
上記のようにビアンカクリニックでは、各クリニックのドクターがインスタグラマーとして活動し、フォロワーを増やし、予約獲得のチャネルとして機能しています。

医療関係に関しては広告規制など含め厳しいものがあるので、このようにインスタグラムを活用した集客は効果的と言えるでしょう。

また、弊社で支援している美容クリニックでも開設2ヶ月で6ヶ月先まで予約が埋まるといった効果が出ています。

情報メディアへの集客チャネルとして


こちらは、節約術を紹介するメディアの公式アカウントです。
開設から約1年で50万フォロワーを超える非常にインパクトの大きなアカウントです。

このアカウントでは、フィード投稿はハッシュタグ流入などを獲得するようなリーチ拡大用として、ストーリーズでリンクを貼ってメディアやアプリへの流入を獲得しています。

弊社の平均的な数値として、ストーリーズの開封率は約30%、リンクのクリック率が約5%なので、50万フォロワーに対して1回ストーリーズで宣伝するだけで7500ものユーザーがサイトへアクセスしてくるような計算です。

もちろん、ストーリーズは1日に何回も投稿できますので、数万ユーザーをサイトに誘導することが可能になります。

このようにWEBメディアにとってもインスタグラムは集客チャネルとして大きな力を発揮します。

スタッフの採用チャネルとしても大きく機能

集客チャネルとして、の機能をメインに紹介してきましたが、インスタグラムでは簡単にDMが送信できたりという相互のコミュニケーションにも活用できます。

ある程度、フォロワー数が増えると、アカウントの裏側で働いてみたいな、といった方が割と自然に出てきます。

採用募集のストーリーズなどをサクッと公開するだけでも、応募が来て採用コストの削減にも大きく繋がります。

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