インスタグラムで人気の出る投稿画像は、綺麗な写真!という時代は終わった!?成果が出ている投稿から分析

インスタグラムが2010年に誕生し、10年が経とうとしています。
また、日本でもインスタグラムのアカウントを持っていることが当たり前になりました。

その中で、皆さんのインスタグラムに対してのイメージは”綺麗な写真”にいいねが集まる、”映えてる写真”に人気が集まるというイメージがあると思います。

しかし、近年インスタグラム上で人気な投稿は写真にいいねが集まっているというよりも、投稿内容にいいねが集まっています。

実際にファッション、メイクのジャンルでの人気アカウントの投稿を見てみましょう!

ファッションジャンルの人気投稿を分析してみる

まずはファッションのジャンルの人気アカウントと投稿を見てみましょう。

RiLi[リリ]

RiLiさんのインスタグラムではアカウントページを見てもらうと月毎に枠取りのカラーが変わっていて、季節や時期ごとに見やすくなっています。

あとはハッシュタグでトレンドのワードを伝えていて、何についてまとめている投稿なのかが一目でわかりやすくなっていますね。

PATRA

PATRAさんのアカウントに関しても同じく投稿に枠取りをされていて、発見タブやハッシュタグ検索時に他アカウントの投稿との差別化がされています。

日付を入れることで毎日投稿されている点を訴求でき、他の時期や季節の投稿を見たい!という心理が働きアカウントページへと誘導できるのも参考になりますね。

SNS世代

SNS世代さんの投稿は、アイテムの詳細をキャプションではなく写真自体に付け加えることで多くのエンゲージを獲得できています。

様々なブランドやアイテムを詳細に知ることができ、買い物の参考のために投稿を保存するので何度もアカウントを訪れてくれますね。

メイクジャンルの人気投稿を分析してみる

続いてはコスメやメイク系のアカウントを見てみましょう。

メイクイット by モデルプレス

メイクイットさんの投稿は、1枚目のトンマナが統一されていてアカウントに訪れた時の世界観がはっきりとわかります。

投稿も複数枚で多くの写真とテキストで情報の量と質を担保してエンゲージを獲得し、さらに投稿の最後にいいねと保存を促すクリエイティブを挿入することでエンゲージ率を高めています。

簡単にできるのでぜひ取り入れたい施策ですね。

ハナさん

ハナさんの投稿は、企業のアカウントのような綺麗なクリエイティブではないですが、かなりの情報量と質を写真とともにテキストで伝えているので、投稿の保存数がかなり多いと見受けます。

綺麗な写真を使うことよりも、情報の量と質が大事なことがこの投稿からもわかりますね。

NOIN. tv

NOINさんの投稿は上記2つのアカウントの良いところを合わせたような投稿内容です。

写真のクオリティも高いし、手書きテキストで親近感+情報量と質の担保、最後の投稿でエンゲージ率を高めています。

コスメやメイク系は情報の量と質が大事なのでそこをしっかりと抑えることで、自ずとエンゲージは獲得できますね。

雑誌感覚の投稿が人気投稿になる理由

さて、上記のアカウント運用を見ていると綺麗な写真を使うだけでは今の時代のインスタグラム運用では通用しにくくなってきています。

インスタグラムはショップ連携ができるようになって以来、化粧品やコーデ、アイテムなどを検索し、実際にインスタグラムから購入する方が増えているので情報量が多いアカウントに引っ張られるのは当然のことですよね。

ただおしゃれな投稿をするだけのプラットフォームだったものが、インスタグラムに新たな機能が追加されると共にユーザーに受ける投稿が変わっていき、その時代時代にあった投稿をしているアカウントが一歩リードしている状況です。

時代のニーズが現在は雑誌のような「情報量が多く、質の高い情報が手に入る投稿」が受けているので時代にあった投稿を心がけましょう。

ユーザーニーズから逆算したデザインの投稿を作成する

ではロジックはわかったんだけど、どうゆう投稿を作ろう?という方にはユーザーのニーズを理解することから始めましょう。

ファッション系のアカウントをモデルに軽く案を出してみたので、参考にしてみてください。

ファッション系アカウントはネット上だから色んなアイテムが見れる反面、サイズ感や素材感のイメージ、試着などができないですよね。

その悩みに対して動画やインスタライブを用いて実際に着用し、サイズ感や着丈などを伝えたり一般的な素材の服と並べて比較した写真を投稿すると解決できます。

あとは値段や、実際に購入できる店舗、ブランド名なども情報として価値のあるものなので、投稿には必ず入れたいですね。

ニーズを理解せずにただひたすらおしゃれな服の投稿をしているよりも、ユーザーの悩みに寄り添った投稿をしているアカウントの方が最終的には売上に繋がっていきます。

自社のユーザーが抱えているニーズや悩みを把握し、それに対しての解決策や必要とされる価値のある情報を提供できるような投稿をしていきましょう。

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